イタリア マルケ州 News Blog

イタリア・クリスマスの過ごし方

プレゼーピオ詣(もう)で

クリスマス本番まであと少し。贈り物を交換したり、カードを送ったり、クリスマスのご馳走作りに励んだり、仕事も上の空(?) でウキウキ気分があふれてるここイタリア。でもイタリアのクリスマスは恋人同士や子供だけのものありません。イタリアのクリスマスは家族で過ごすもの、そう、日本のお正月のようです。24日は家族や親戚が集まって夕食を共にしますが、カトリック教徒の場合この日は質素に魚料理をいただくのが一般的。その後は教会のミサに出かけます。この時点ですでに日付は25日。「ブオン・ナターレ(良いクリスマスを)!」の声が響きます。

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↑職人さんが作ったプレゼーピオ。メルカティーノ・ディ・ナターレ、クリスマスグッズの市場にて。

イタリアの各地域によって異なりますがマルケ州では25日がご馳走の日。お昼には家族、親戚と共に肉をメインとした料理を楽しみます。アンティパスト(前菜)、プリモ(パスタやスープ)は2種類、セコンド(肉料理)も2種類、ドルチェにはイタリアのクリスマスケーキ、パネットーネをスプマンテとともにいただきます。
ここまで食べたらさすがのイタリア人も“食べ過ぎたかな”と思うようで、25日の午後や翌日26日の聖ステファノの日(祝日)は少し活動的に。

プレゼーピオのイベントに行く人も多く、マルケ州のサンタンジェロ・イン・ポンターノのイベントもそのひとつ。2005年12月8日〜2006年1月15日の間、イタリア中から集められた100を数えるプレゼーピオの展覧会が開催されています。街に作られたルートにしたがって歩いていくと、あちらこちらでオリジナリティーあふれたプレゼーピオを見ることができます。中には街の人々の手によって作られた作品もあり、作者自身が説明役を買って出ていることも。さて、夢中になってプレゼーピオを追っているとかなりの運動をしていることに気づきます。小さな街ですが坂道が多いのです。...この後、もう少しクリスマスのドルチェが食べれるかも...

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↑左:雪のサンタンジェロ・イン・ポンターノ、中:“プレゼーピオ通り”入り口、右:見ているだけで幸せな気分になるプレゼーピオ

マルケ州のクリスマス・ドルチェ

サンタンジェロ・イン・ポンターノはマチェラータ県にある街です。


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イタリア・クリスマスの定番

Presepio プレゼーピオ

イタリアのクリスマス(ナターレ)は12月8日「無原罪の聖母マリアの日」(聖母マリアが救い主キリストの母として唯一原罪を免れたことを祝う日)を境に一気に加熱します。家族や友人、恋人へ贈るプレゼントを求め街へショッピング、イタリアのクリスマスケーキ「パネットーネ」や「トッローネ」が食後の楽しみに。クリスマスツリーを飾り、バルコニーにはイルミネーションが一晩中輝きだします。

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忘れてならないのはプレゼーピオ。キリストの降誕の時を人形で表現した飾り物です。生まれたばかりのキリストと聖母マリア、父のヨセフを中心に、牛や馬、羊飼い、キリストの誕生を祝う庶民たちなどが登場人物。ただしキリストの人形は、24日の夜中、25日になって初めてワラのベッドに置かれます。

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家庭だけでなく各市町村や教会などでもオリジナリティーあふれたプレゼーピオが飾りつけられますが、これらを見て回るのもイタリアのクリスマスの過ごし方。又、見ているだけでは物足りない(?) 人々は、“人間プレゼーピオ”となって私たちの目を楽しませてくれます。近所のおじさんが羊飼いの格好をして、街のプレゼーピオの会場へ歩いていく姿は微笑ましいものです。

プレゼーピオは翌年1月6日「ご公現の祝日」の翌日まで飾られます。


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