イタリア マルケ州 News Blog

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イタリア・マルケ州のレアなクリスマスワイン

ヴェルナッチャ&ヴィーノコット

Auguriアウグーリ!の言葉が挨拶のたびに交わされます。いよいよクリスマス目前。ガソリン、パスタ、パン、野菜に果物、あらゆる物価の高騰で節約ムードが漂うイタリアのクリスマスですが、一年で最も大切な日に備えて、ご馳走もプレゼーピオもクリスマスツリーも準備万端といったところです。
突然の寒波でイタリア中が凍りつくような寒さと積雪に見舞われた先週末は、「ホワイトクリスマスになるかも!」と期待をした人も多いはず。残念ながらこれは今年もおあずけとなりそうです。

さて、イタリアのクリスマスに欠かせないパネットーネ。マルケ州でもマチェラータでは、ヴェルナッチャとともにいただくのが一般的です。この地域が原産地となるDOCGのVERNACCIA DI SERRAPETRONAヴェルナッチャ・ディ・セッラペトローナは、イタリア各地で醸造されるヴェルナッチャの中でも唯一、赤ブドウから造られるというもの。昔からの伝統を誇るこのデザートワインは、バターやクリームたっぷりのぜいたくなお菓子、赤味のフルーツ、また桃やメロンなどにも良く合います。

一方、もうひとつのこの地方の特産物であり、最近になってその伝統的価値が認められたVINO COTTOヴィーノコット。こちらもご馳走の後にふるまわれることが多い、マチェラータ地方の甘いワインです。「煮て醸造する酒はワインではなくリキュール酒である」と定める法律に反することからワインとして販売できなくなったために、農家の多くは減産を強いられた時期もありました。


↑マルケ州の特産。右からヴィーノコット、サパ、トリュフのペースト、ロンツァ・ディ・フィーコ

ヴィーノコットの甘さは酸味やエーテルの味とのバランスが良く、ハーブ、タバコ、樹脂、乾燥いちじく、プラム煮など、様々な香りをかもし出す独特な風味が特徴。ブドウの絞り汁を煮詰めて凝縮し、長い年月をかけて熟成させたものを、樽から少しずつ取り出しては飲む、こんな風に親しまれてきた貴重なデザートワインです。

長期の保存が可能なので、何十年も前のもの、時には60年以上もねかせた古いヴィーノコットに出会うこともしばしば。一時期はマルケ州全土で広く造られていたヴィーノコット、現在はマチェラータ県のロロ・ピチェーノ、アスコリ・ピチェーノ県のヴェナロッタやロサーラのものがよく知られています。

残念ながらこれらのワインは日本はもちろん、イタリアでもここでしか入手し難いマルケ州の特産です。是非ともマルケ州にてお試しください!



マルケ州については【マルケ州政府観光局日本語公式サイト】をご覧ください。


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