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イタリア・秋の味覚 〜栗がこんなにおいしいなんて〜

イタリアの栗祭り Castagnata in Piazza

10月16日、栗の香ばしい香りに包まれたズメリッロ、標高800mに位置する丘の上の街。広場に設置された巨大フライパンからは、山と盛られた栗のはじける音が聞こえてきます。手に手に熱々の甘い栗が入った紙袋を抱え、時にその栗をほおばりながら街中の“栗の屋台”をひやかす人々。焼きたての栗に欠かせない地元特産赤ワインのノヴェッロ(初物ワイン)や、”Acquaticcio”(ワイン用のブドウを搾った後、残った皮をさらに搾って作るジュース。甘い!美味!) も盛大にふるまわれ、ホクホクの栗はこの日最大の御馳走に。

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↑左:熱々の栗がはじけています、中:搾りたての”Acquaticcio”、右:栗の皮むきに励む

毎年開催される好例の栗祭り”Castagnata in Piazza”では、街のあちらこちらで地元の人々による屋台が設置され、秋の味覚“栗”は様々な郷土料理やドルチェに姿を変え人々のお腹を満たします。今年で25回目を数える秋の人気イベント。普段は400人弱の人々しか住んでいない静かな山の街ですが、この日ばかりはキャンピングカーで前夜に到着した大勢の家族連れに加え、近隣からもたくさんの人々が秋の味覚を求めて集まりました。

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↑秋色に染まる家(ズメリッロの街に住む、ガーデニングおじさんの家)

栗のブルスケッタ(バケット風の薄切りパンを焼いたものに栗のペーストを塗ったもの)、栗のクリームが入ったクレープやカンノーリ(円筒系のお菓子)、ワッフルなど、手作りドルチェは1個1ユーロ程度で楽しめます。イベントの名物はなんと言っても “栗のスピエディーニ”。焼栗の串刺しにチョコレートや蜂蜜をかけたものです。また“栗のジェラート”も人気のドルチェ。又、“栗のランチ”と呼ばれる定食では、栗のニョッキが評判でした。

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↑左:“栗のスピエディーニ”(手前が蜂蜜味、後ろがチョコレート味)、中:ワッフルとカンノーリ。全て手作りの栗ドルチェです。右:ドルチェ券売り場の看板

例えお腹がいっぱいになっても、目の前に並べられた栗のドルチェに手が出てしまうのは皆同じ。ありがたいことには、この街にはハイキングトレイルがあり、雄大なシビッリー二山脈を眺めながら気軽に歩くことができます。食べたら歩く、歩いたら、又、食べる。一年で最も栗がおいしい季節だから、味わえるだけ味わいたい!

ズメリッロはアスコリ・ピチェーノ県の街です。県庁所在地アスコリ・ピチェーノから約43km。
http://www.italy-marche.info/jp/omona_as/index.html

テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

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