マルケ州で堪能する森の美食世界的にも評価の高いマルケ州の味覚といえば白トリュフですが、その中でも最も貴重なのはTartufo bianco(Tuber magnatum Pico)。10月1日〜12月31日の期間中、マルケ州ではそれら新鮮なトリュフを気軽に味わうことができます。
所はトリュフ商業の中心地、ペーザロ・ウルビーノ県
アクワラーニャ。この町はイタリアで唯一、一年を通して新鮮なトリュフが採れる場所で有名です。イタリアのトリュフビジネスで取引される3分の2のトリュフがここから出荷されています。その量、実に50〜60トンにものぼるとか。
白トリュフの最大イベントはなんといっても
Fiera nazionale del tartufoイタリア全国トリュフ市。10月最終週末〜11月第一、二週末にアクワラーニャで開催されます。今年で第42回目を数える人気イベント。

さらに近郊の町でも独自のトリュフ市を開催されます。
サンタンジェロ・イン・ヴァードは10月13日〜11月4日の週末に、
サンターガタ・フェルトリアでは10月7日〜11月4日の週末に行なわれます。
さて、知っておくとちょっと便利な豆知識。新鮮な白トリュフをおいしくいただく3つのルールとは...まず、白トリュフは調理しないで食べること。風味付けとして最後の仕上げに加えます。第二に、シンプルなレシピでいただくこと。白トリュフとパルミジャーノを薄くおろしたものを、タリアテッレであえて食べるのが最も簡単でおいしくいただけるでしょう。第三に、できるだけ新鮮なうちに食べること。時間と共にその芳しい香りが失われてしまいます。単純なことだけど、できるだけ自然に近い状態で堪能するのがベターなのでしょうね。
マルケ州については【
マルケ州政府観光局日本語公式サイト】をご覧ください。
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マルケ州で復活したCicerchiaチーチェルキア 日本における食への関心の高まりは、スローフードの啓蒙活動に負う所が大きいと言えるでしょう。日頃の食生活の見直しは、果てはライフ・スタイルの改善にまでも影響するようになりました。マルケ州の人々のような“スロー・ライフ”な生き方は、私たちにとって憧れであり、目標でもあり得るでしょう。
スローフードの活動の中に“
Presidio Slow Foodプレジーディオ・スロー・フード”というものがあります。職人的な産業を行なうグループを支援し、郷土料理の伝統を守るのが目的。マルケ州では、一度は絶滅しかけた“チーチェルキア”という伝統的な豆がその対象のひとつとなっています。その昔、豊かでなかった農民たちが、冬の食料として蓄えていた貴重な食材。現在では中米でもよく食されているそうです。

↑チーチェルキアは乾燥した硬いトウモロコシの粒のような姿をしています。下準備として6時間ほど水に浸し、その後40分程度ゆで上げてからスープやパスタとして調理します。
去る11月24〜26日、この豆の産地である
Serra de’contiセッラ・デコンティで
Festa della Cicerchiaチーチェルキア祭りが開催されました。マルケ州でよく行なわれる食のイベント“
Sagraサグラ”ではメインの食材の他にも、さまざまな料理やドルチェがふるまわれます。今回のイベントは多少、施行が異なり、チーチェルキアを使った郷土料理の堪能に徹していたのが印象的でした。訪れている人々も地元の方が多い様子。カンパニリズモ(愛郷心)に支えられた伝統食材。ひとつでも多く残したいものです。

↑シンプルに、スープにして食べるチーチェルキア。インゲン豆、ヒヨコ豆、ニンニク、パセリ、ニンジン、タマネギなどと一緒に煮込んで。豊かなコクが口の中いっぱいに広がります。
マルケ州には、スローフード協会が主催する料理専門家のためのイタリア郷土専門料理学校があります。
毎年、多くの日本人シェフがここで磨きを上げているとのこと。
イタリアの食文化はマルケ州で学びましょう!
【
Italcookイタルクック】イタリア郷土専門料理学校
マルケ州政府観光局日本語公式サイトは
こちらから!
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