Panettoneパネットーネにご用心!?イタリアの一般家庭でクリスマスの準備が始まるのは、12月8日「聖母受胎の日」を迎えてからのこと。今年はその翌日が土曜日だったこともあり、庭のモミの木や家のバルコニーにイルミネーションの装飾を施すお父さんの姿がたくさん見られました。近頃は屋外に
Babbo Nataleバッボ・ナターレ(サンタクロース)を飾るのも人気。屋内に飾る
Albero di Nataleアルベロ・ディ・ナターレ(クリスマスツリー)や
Presepioプレゼーピオを飾るのはお母さんや子供たちの担当。こうして家族総出でクリスマスの飾り付けをした後は、クリスマスプレゼントの買い物へと出かけていきます。

↑町の通りにも“Auguri”など、クリスマスへのお祝いの言葉を装飾したネオンが飾られ、ムードを高めています。
毎年、頭を悩ませるクリスマスプレゼントですが、最近は食に関する志向の高さから、オーガニックの飲食物や特産物を贈ることも多くなりました。ワイン、オリーブオイル、チーズ、プロシュット、サラミ、パスタ、ドルチェなど...イタリアのクリスマスケーキ、
Panettoneパネットーネも今やナチュラル派が人気です。パネットーネはイタリアの伝統的な菓子パンのひとつ。パネットーネ種の酵母を使ってゆっくり発酵させた生地に、刻んだレーズン、オレンジピールなどのドライフルーツを混ぜ込んで焼き上げたもの。
クリスマスの時期からお正月にかけて、食後のデザートとして毎度のようにテーブルに上がります。ほんのり甘くやわらかいパネットーネ、ついつい手が伸びてしまうのですが、これが何とも高カロリー。一切れにつき約400キロカロリーもあるそうです。
家族や親戚と一緒にご馳走をいただくクリスマスの日、この日にイタリア人が食べる料理の量には目を見張りますが、昼食時だけで摂取するカロリーは3,500カロリーが平均とか。パネットーネ一切れもふた切れも、この日ばかりは大目に見ましょう。

↑電気のオーブンではなく、焚き木を使って焼き上げたパネットーネ。かぐわしい木の香りがほんのりと...
マルケ州政府観光局日本語公式サイトは
こちらから
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プレゼーピオ詣(もう)でクリスマス本番まであと少し。贈り物を交換したり、カードを送ったり、クリスマスのご馳走作りに励んだり、仕事も上の空(?) でウキウキ気分があふれてるここイタリア。でもイタリアのクリスマスは恋人同士や子供だけのものありません。イタリアのクリスマスは家族で過ごすもの、そう、日本のお正月のようです。24日は家族や親戚が集まって夕食を共にしますが、カトリック教徒の場合この日は質素に魚料理をいただくのが一般的。その後は教会のミサに出かけます。この時点ですでに日付は25日。「ブオン・ナターレ(良いクリスマスを)!」の声が響きます。

↑職人さんが作ったプレゼーピオ。メルカティーノ・ディ・ナターレ、クリスマスグッズの市場にて。
イタリアの各地域によって異なりますがマルケ州では25日がご馳走の日。お昼には家族、親戚と共に肉をメインとした料理を楽しみます。アンティパスト(前菜)、プリモ(パスタやスープ)は2種類、セコンド(肉料理)も2種類、ドルチェにはイタリアのクリスマスケーキ、パネットーネをスプマンテとともにいただきます。
ここまで食べたらさすがのイタリア人も“食べ過ぎたかな”と思うようで、25日の午後や翌日26日の聖ステファノの日(祝日)は少し活動的に。
プレゼーピオのイベントに行く人も多く、マルケ州のサンタンジェロ・イン・ポンターノのイベントもそのひとつ。2005年12月8日〜2006年1月15日の間、イタリア中から集められた100を数えるプレゼーピオの展覧会が開催されています。街に作られたルートにしたがって歩いていくと、あちらこちらでオリジナリティーあふれたプレゼーピオを見ることができます。中には街の人々の手によって作られた作品もあり、作者自身が説明役を買って出ていることも。さて、夢中になってプレゼーピオを追っているとかなりの運動をしていることに気づきます。小さな街ですが坂道が多いのです。...この後、もう少しクリスマスのドルチェが食べれるかも...



↑左:雪のサンタンジェロ・イン・ポンターノ、中:“プレゼーピオ通り”入り口、右:見ているだけで幸せな気分になるプレゼーピオ
マルケ州の
クリスマス・ドルチェサンタンジェロ・イン・ポンターノは
マチェラータ県にある街です。
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